どうもみなさん。
1月よりフリーランスになりました浅野です。
フリーランスなりたてな訳ですが
私がフリーランスになるためにやった事を整理がてら書いていきたいと思います。
同じようにフリーランスになろうとしてる人に
少しでもお役に立てば幸いです。
※客先常駐型のフリーランスエンジニアのパターンです。
まずフリーランスになるためにやった事を列挙しますね。
1.決意
2.開業届&青色申告
3.退職届
4.銀行口座
5.印鑑
6.サーバー契約
7.ドメイン取得
8.メールアドレス
9.ホームページ作成
10.SSL化
11.会計ソフト契約
12.見積書
13.注文書
14.健康保険
15.労災の代わりになる保険
16.デビットカード作成
17.クレジットカード作成
18.schoo登録
うわぁ。結構ありますね。
私の場合、動き出すのが遅かったので
10月中頃〜1月中頃でこれらをやってることになりますね。
さて、1つ1つ見ていきましょう!
(たくさんあるので内容は軽めにいきます。
その内に詳細かした方が良さそうな項目は別途記事にします。)
フリーランスになるために!
1.決意
はい。これ一番大事!
まずは何がなんでも「フリーランスになってやる!」という決意ですね!
私の体験談を少し書きますが、私自身1年ちょっと前まで
「フリーランスって安定しなさそうだし、将来不安だよね。営業とか事務とか全部一人でやらなきゃだし。無理無理。」
と思ってました。
しかし、ここ1年の間に色んなイベントでフリーランスの方達と会うことが多くなり、大分その印象も変わりました。
営業とか全部自分で?いやいや、今はフリーランスに仕事を紹介してくれるエージェントさんはたくさんありますね!
レ○テックさんとか、ギー○スさんとか。
そういったエージェントさんを通すとお客さんとの仲介をしてくれるので、
・現場が見つかる
・単価交渉をしてくれる
・現場変わりたい時もお客さんと調整してくれる
など、面倒くさいと思うところをやってくれるのです!
※もちろん手数料は1〜2割くらいは取られるのですが。
私は環境に恵まれていたのでエージェントは利用してません。
事務とか全部自分で?会計とかは自分でやらなきゃだけど、今は会計ソフトも安く契約できるし
見積書とか請求書とかも簡単に会計ソフト上から作成できます!
エージェントによってはそこら辺も代わりにやってくれるところもありそうですね。
などなど、色んな話を聞く中で、今はフリーランス向けのサービスも多いし何とかなるんじゃないかな!という気持ちが強くなってきました。
上記の不安は色々ありましたが、一番気になるところはアレですよね。
かね!かねかねかね!!
はい。お金です!
フリーランスっていくら稼げるの?
仮に客先単価が70万もらえたとしましょう。
じゃあ、手取りどれくらいになるの?
単価70万(税込75.6万)
年収840万(税込907万)
月手取り48万
※手取りは税金とか健康保険料とか差し引いてます。
青色申告。
経費は一旦0円で計算してます。
これだけ見るとなかなかですね!
しかーし!
油断してはいけませんよ。
ここから以下のような費用がかかります。
・交通費
・ドメイン
・サーバー
・名刺
・会計ソフト
・Gmail
・保険(労災のかわりの)
・印鑑
・交際費
・エージェント利用料
・その他雑費
などなど、諸々考えるとどうでしょうか。
継続的にかかりそうなものだけ見ても2万+エージェント料(10万前後)ってところでしょうか。
となると48-2-10=36万
む〜結構少なくなりましたね。
まぁ諸々経費として計上すれば実質もっと手取りは多くなります!
(そこら辺はまた別の機会に。)
やっぱりエージェントは抜いたほうがよさそうですね(慣れてきたら)
でも単価があがればその分自分に直結するし、うまく経費にすれば実質もっと儲かるし
組織のしがらみとかないし!
まぁ、上で色々書きましたが
結局のところ私の一番の決めてとなったのは
「失敗したら再就職すればいいや」
という風に考えられたからだと思います。
失敗したら再就職すればいいや!
40歳超えたらフリーランスで仕事取れないかも?再就職すればいいや!
やっぱり儲からなかった?再就職すればいいや!
事務とか営業とかやっぱ無理だわ!再就職すればいいや!
何もやらないで終わるよりは失敗してもやった方が気持ちいいですしね。
まずはやってみよう!
※やばい、決意だけでズラズラ書きすぎた。一番大事だからね!
これ以降、軽くいきます!
2.開業届&青色申告
さて、決意ができたら早速開業届けを出しましょう!
開業届けって会社に勤めてても出していいの?
全然おっけー!!
私も12月末まで会社員でしたが、10月中頃に開業届けだしました!
事業の開始日は1月1日にしましたけど。
さて、開業届け。何か書くの面倒臭そうだし
手続きも大変そう?
いえいえ、超簡単でした!
freeeというサービスで開業届け&青色申告承認申請書が一瞬で作れます!
印刷したら税務署に提出しにいきましょう!
私の場合、「開業届出したいんですけど」と言ってから
税務署を出るのに10分かかりませんでした。
freeeで作成した書類をチェックしてもらって問題なければ、はい終わり!
簡単ですね(^○^)
※屋号なんか決めておくとカッコいいしモチベーションあがるかもしれませんね!
無くても全然平気です。
3.退職届
何か気まずいし出しにくいなー
その気持ちわかります。でもこればっかりは言わないと何も始まりませんね。
上司に「ちょっと話があるんですけど。お時間取れますか?二人で話したいんですけど」
これ言うだけで勘の良い人なら察してくれそうですね(笑)
一応、会社内でごちゃごちゃ問題にならないように直属の上司に退職する旨を伝えてから
退職届けをだしましょう。
退職する1ヶ月前に伝えないとうまいタイミングで退職できない可能性が高くなるので注意しましょう!
私は会社員時代にお世話になってた現場を、そのまま引き継いでフリーランスになりました。
現場を探したのも私自身のコネだし、面談も自分でセットして一人で行ってとやったので
何も言われないだろうとは思ってましたが、社長も理解してくださって、後ろめたさなく現場に残ることができました!
退職時にもめなくてよかったー(^○^)
4.銀行口座
個人の口座と事業用の口座は分けましょう!
口座やクレジットカードを会計ソフトと連動できるので
事業と関係のない支出などが連動されると管理が大変になるので
絶対分けた方がよいです!
屋号がない人は普通口座で問題ありません。
屋号を持っていて、銀行口座に屋号を入れたい時はちょっと違います。
屋号つき口座を開設できるところが限られますので注意しましょう。
三井住友、楽天銀行、ジャパンネットなどは屋号つきで作れるみたいですね!
ちなみに私はジャパンネットに申し込んで審査が通りませんでした。
なので楽天銀行で開設してます。
私の周りの人は三井住友で開設している人も多いので、こちらも審査は厳しくないのかもしれませんね。
5.印鑑
事業用の印鑑です。
屋号の角印とか、代表者印とかあるとカッコいいですよね!
いや、本当にカッコいいかどうかだけだと思います。
私は
「カッコいいとお客さんに対する印象もよさそうだし、形から入った方が自分のモチベーションもあがるから!」
という理由で事業用印鑑を作りました!
ちなみに私はこちらのサイトで注文しました。
できあがった印鑑はこちら!
おぉ!何か事業がうまくいきそうな気がするーーーー!!
6.サーバー契約
フリーランスになったら自分のアピールをするためにホームページがほしいですね!
私の場合は、ホームページの公開もだし、今後自分のスキルをアピールできるようなコンテンツを作って公開するのにも使いたいなと思ってます。
私はさくらVPSの972円/月のプランをとりあえずかりました!
WordPress乗っけて公開するくらいならとりあえず問題なさそうですね。
今後コンテンツが増えたらプランをあげようと思います。
7.ドメイン取得
どうせホームページ公開するなら独自ドメインで公開したいですよね!
お名前ドットコムで私は「.com」のドメインを取得して、年間1200円くらい。
8.メールアドレス
やっぱりお客さんに教えるメールアドレスも独自ドメインがかっこいいですよねー
んでもって、Gmailで管理できたらとてもよさそう!
カレンダーもドキュメント系もGoogle上で管理できるしステキ(*^▽^*)
ってことで僕はG Suiteの600円/月のプランを契約しました!
ちょっとドメインの設定が難しかったけど。
9.ホームページ
さぁさぁ、サーバーもかりて独自ドメインもとったのでホームページを作りましょう!
(VPSとかよくわかんね。って言う人はレンタルサーバーとかホームページ作成できるサービスでホームページ作って独自ドメインを設定するのが良さそうですね。)
VPSにWordpress入れて、MySQL設定して、Wordpressのテーマを選んで、自分の好みにカスタマイズしてコンテンツ作って。
・・・頑張って作りましょう!
とりあえず公開できるページがあれば名刺にも乗せれるし、後からホームページはいくらでも修正できるので、まずは最低限揃えて公開しましょう!
10.SSL化
ホームページ作ったけど「http」じゃん。
エンジニアのホームページなのにhttpだとちょっと意識低いと思われちゃうかな。
今後スキルアピールのコンテンツ乗っけるのにhttpじゃ信用されない気がするから
「https」でアクセスできるようにしよう!
昔はSSL証明書って言うとお金かかるイメージだったんですけど、今は無料のもあるんですね。
let’s encryptを設定してhttpsでアクセスできるようにしました。
この証明書、何やら3ヶ月で期限が切れるようなので期限が切れる前に更新する必要があります。
cronで自動更新する方法も調べればすぐに出てくるので一緒に対応しましょう。
11.会計ソフト契約
さきほど何度かでましたが、私はfreeeを契約しました、
弥生会計かfreeeで悩みましたが、会計の知識がない人にはfreeeの方が優しいみたいなので。
まだ全然勘定科目とか意味わかんないですけど、少しずつ調べてやってみます。
領収書はちゃんと取っておいてね!
12.見積書
さぁ、もろもろ準備が整ってきました。
フリーランスになったらお客様と直接契約を結ばなきゃいけませんね。
なので、お客様に見積書を出しましょう。
freeeの機能で簡単に見積書を作ることができます!
その際に電子印鑑など作っておくとfreeeのサービス上で見積書に印鑑が押せるのでよさそうですね。
※私は角印を紙に押して、それをスマホのカメラで撮って、png画像にして背景を透明にしたものを電子印鑑としました(笑)
電子印鑑作るソフトもあるので、それを使ってもよさそうですね。
13.注文書
見積書を出したら、今度お客さんから注文書を受け取ります。
これを受け取ったら見積書の内容でOKをもらっていると言うことですね。
ちゃんと中身が間違っていないか確認しましょう!
消費税とか大丈夫ですかね。
※本当は契約書とかがあると思うのですが、私の今の現場ではないみたいでした。
14.健康保険
国民健康保険に切り替えますか?
私はNO!!
子供が三人いるのですが、国民健康保険は扶養という考え方がないみたいで
ものすごく高くなるんですね。
そこで助かるのが健康保険の任意継続!
会社員時代に使っていた健康保険を2年間だけ任意で継続できるのです!
これにより7万以上かかりそうな国民健康保険料が、任意継続で4万以下ですむました。
退職後20日以内に申請しなきゃいけなかったり、初回の納付期限を遅れると継続の資格がなくなったりするので注意が必要です。
15.労災の代わりになる保険
会社員時代は通勤中に事故ったりして入院・通院する際に労災として処理してくれるので
費用を負担してくれますよね?(詳しくは知りませんが)
でもフリーランスになると誰も助けてくれません。
そこで、フリーランス用に労災保険的なサービスがあるんですねー。
私はまだ検討中ですが、日本フルハップの方が月々の料金が安いのでそっちでいいかなーと思ってます。
それぞれ補償となるケガの対象は同じような感じですが、若干補償金額が違いますね。
これの比較はまた別の機会に記載します。
※絶対必要なものではないけど、加入していたら安心かも?福利厚生もあるみたいだし。
16.デビットカード作成
クレジットカードとは違い、口座の残高より多い買い物はできないし、その場で引き落とされるカードみたいです。
私は、自分の持ってるお金より多くの買い物ができるクレジットカードが好きじゃない(怖い)のでデビットカードの方が合ってそうなので、楽天銀行の屋号つきデビットカードを申請しました。
freeeと連動して会計も楽チン♪
17.クレジットカード作成
デビットカードは思わぬ場所で利用できない可能性があるので、クレジットカードも念のため持っておくといざと言う時に安心ですね。
三井住友あたりで屋号つきクレジットカードを申請できそうですね。
※これから作ろうと思います。
18.schoo
フリーランスになると会社がスキルサポートしてくれる機会もないので
自分で勉強しなきゃいけませんね。
書籍を買って勉強するのもいいと思いますが、その都度買っているとお金もかかります。
なので、Eラーニングのサービスを契約して勉強しようかなと思いました。
schooなら980円/月で利用できるので、都度書籍を買うより安くすみそうだし、ちょっと気になる内容も気軽に勉強できそうですね。
ふぅー。
やっと一通りかけた!
今回私があげたものが全て必須な訳ではありません。
サーバーいらね。屋号いらね。印鑑いらね。クレジットカードいらね。Eラーニングいらね。
など、人によっては重要ではないものも多いかと思います。
私は形から入ったほうがモチベーションがあがるので、ちょっとカッコつけてるだけのものも多いです。
上で書いたどれか一つでも、これからフリーランスになろうと考えている人の後押しになればいいなと思います。